昔をご存じの方は「ここはいったいどこ」という感じでしょう。以前は正面にフェリーの待合所があって海は見えませんでしたし、右の方には古い木造の並ぶ商店街があったり、そもそも国道2号線のルートも変わってしまったのですから大変化です。しかし左に目をやると昔ながらの建物が見えます。
右から順番に、茶色で背の高いのがマンションで、低層階は福屋というデパートが入っています。福屋の2階には無料のギャラリーがあって、地元の写真展があったりしますし、2階に入っている啓文社という本屋さんには「尾道関連本」のコーナーがあるので、余裕があれば立ち寄る価値があるかと思います。
茶色のビルの左下の丸っこい屋根の建物が「しまなみ交流館」で上から見ると貝殻を伏せた格好になっています。中にあるホールが「テアトロシェルネ」。1階入って右には観光案内所がありますから、無料の観光パンフレット、マップなどがもらえます。"普通に綺麗"なトイレもあり。このビルにくっつくように神社があります。昔からここにある神社で、このビルが出来るとき一緒に建て替えられました。
このビルの国道側の奥に交番があります。
次にある、屋根が蒲鉾型の白い建物が「ウォーターフロントビル」で、1階が瀬戸内海を渡る船の待合所。ここにも外側に公衆トイレがあります。
2階がグリーンヒルホテル尾道のフロントやレストランなど、そして上層階に客室があります。2階と駅は歩道橋がつながっています。
グリーンヒルホテルに泊まる方は、駅を出て右の並びに野外のエスカレーターがあるので2階に上がり、そこから向かうのが便利です。駅でコインロッカーを探すより、荷物を預けてしまいましょう。海の景色を2階から見るのは本当に気持ちが良くて、古寺めぐりの前に海岸を散歩したくなるかもしれません。
写真中央部は芝生と海、森が見えているのは対岸の向島の低い山で、そこには歴史ある小さな灯台が建っていて夜は点滅が見えます。まわりが明るいので、今やあまり目立ちませんが。この森のあるところが小歌島(おかじま)といい、昔は独立した小さな島でした。まわりが埋め立てられ、向島と一体になったのです。以前はこのまわりは砂浜があり、塩田として使われていたそうで、当時の写真が載った本を地元の方に見せていただいたことがあります。
左の方は昔からある商店、土産店、飲食店など。そしてメインコースである山手の古寺めぐりには、左の歩道を歩いていって、最初の踏切を山側に渡り、突き当たりの画廊喫茶「孔雀荘」を見て右へ。坂を上がって突き当たりを左に行くと、いよいよ坂と路地の始まりです。