沖を航行するのは境ガ浜にいた観光船サウンズ・オブ・セト号です。定期的に瀬戸内観光クルージングしていたので、向島の南海岸から時々見えました。千光寺山展望台から、向島越しに見えたことも。大林宣彦監督の映画「あの、夏の日」公開時には、この船が尾道の海岸に横付けされ、臨時の映画館になりました。サウンズ・オブ・セトの頭文字をとって「SOSシアター」。
http://homepage2.nifty.com/ONO_MICHI/MENU/S_MOVIE/19990501.htm

それぐらい立派な船でしたが、境ガ浜マリンパーク水族館同様、客の数と釣り合わなかったのでしょう。その後海外に売られてしまいました。