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三原の町

三原の町

広島県三原

尾道の隣の三原は新幹線に町が二分された町という印象。新幹線の高架線を境に、山側が写真のような古い町並み、海側はデパートや事務所などが並ぶ町並み。駅前から海までは少し距離があって、その間にデパートなどがあるため海は見えない。

驚いたのは、在来線と新幹線が城跡を容赦なく突っ切っていること。城跡には人が住んでいないから土地の買収もスムーズ、みたいな理由だったのだろうか。今だったら反対運動が起きてもおかしくないが、山陽鉄道敷設の頃は富国強兵、国の決めたことが絶対の時代だったというのが理由かもしれない。

尾道でも寺社を移転させたり、参道を横切ってしまったりしながら山陽本線が走っている。幸い(地形的な理由で)新幹線が山の中を通ったため、町なかを高架線が走ることにならなかったのが、今となっては本当に大正解だと思うが、新幹線計画当時はなんとか新幹線を町なかに誘致しようという動きもあったようだ。古寺めぐりの路地が高架の北側になって「日陰の町」になっていたかもしれないと思うと冷や汗ものだ。大林監督も映画を撮らなかったかもしれない。