カテゴリー「文化・芸術」の記事

2008.05.16

「転々」を観た

映画「転々」をDVDで観た。「時効警察」で笑えるセンスのある人には十分楽しめる変な設定の映画。(ストーリー等詳しくは公式ページで)

ロードムービーというジャンルなのだろうか。しかしロードムービーという名前からイメージするような「田舎道を延々旅するシーン」はなく、ひたすら都内を歩く。ただオダギリさんが「目的地があるのって散歩と言わないんじゃないの」と思うシーンがあるが、確かにね。でもやっていることは散歩だ。

都内の地理を知っている人間が観ると「あそこであんなことやってるよ」という変な楽しみ方もできる。普段のままの駅前や公園や路地の風景の中に怪しい恰好の三浦友和さんとオダギリジョーさんがいるだけでも面白い絵だ。

「時効警察」と同じく、肩に力が入ったシーンは見うけられない。笑いも「大爆笑」を狙うのではなく「ニヤニヤ」だったり「フフ」だったり、家で観ているのがとても快適。公式ページにも「小ネタ王」三木聡って書いてあるものね。

実はブラックな部分もあるし、振り回されているオダギリさんの心の変化なども見どころなのだが、それが押しつけがましくはないのも好きな点。軽いタッチで通してくれている。映画にしては物足りないと思う人もいるかもしれないけれど。

それぞれの人間関係が変化していくのがロードムービーの1つのテーマになることが多いが、「家族とは、愛とは、友情とは」みたいなのが「これでもか」と来る映画は、それで感動したい人には良いのだろうが、私はそういうのは「説教」のように感じてあまりすきになれない。

歩くのが都内限定、登場人物も少ないから、スケールという点でみれば「映画館の大画面で観たかった」とは思わないが、淡々と進行する小ネタを散りばめた映画だから、コマーシャルに寸断されながらテレビ放送(されたとしても)で観るより、やはり映画館やDVDで登場人物の世界にひたりながら観たい映画だ。ロードムービーの鑑賞に一番大事なのは「時間」「進行速度」を楽しむことだと思うからだ。CMが入っても大丈夫なアクション映画などもあると思うが、ロードムービーだけは中断してはダメだと思う。

公式ページにはお散歩マップが載っているので、それも楽しめる。

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2008.05.07

MONITOR AUDIO GS10 インシュレーターで改善

Blog407b MONITOR AUDIO gold signature GS10 が来てから3ヶ月近く。すでに前のスピーカーがどんな音だったかすっかり忘れたが、ヴォーカルや楽器に芯があって、モニターというより音楽的に鳴るという印象は変わっていない。以前も書いたが、「これはこれで観賞用に聴いていたい音」だが、「モニター的傾向のスピーカーも欲しくなる」という点も変わっていない。私の言うモニター的とは、「膨らみはいらないから、低音から高音まで強調感なくカチッと出る」ということ。電気的な音楽は、そういう音でガシガシ聴きたい。

Blog407a最近かなり改善した点がある。上の写真にも写っているオーディオテクニカのAT6098というインシュレーターを敷いたのだ。平たく言えばゴムの付いた「足」。

小さいが本体が真鍮で意外と重く、上下に特殊防振ゴムが付いている。この防振効果のお陰なのだろう、低音が締まって、以前書いた低音が膨らんでしまう感じが抑えられた。イコライザー等で低音を減らす必要はもうない。市場価格3千円程度(スピーカー2本分の8個組)で、こんなに音が良くなるとは思っていなかった。

言うまでもないが、効果は設置状況によって大きく違う。下が元々フワフワなジュウタンや畳では効果は殆ど無いだろうし(そういう場所なら単なる「足」が欲しい。直置きは良くない。)、棚板の厚さなど色々条件があるだろう。

うちの場合は、棚板と共振していたのだろう。本が乗っているからビリビリ言うことはないのだが、棚が低音を増幅する箱の役目をしていたのかもしれない。スピーカーの振動が棚に伝わりにくくなって、音が締まったようだ。大変得な買い物をした。耐荷重は1つあたり5kgとあるので1台20kgのスピーカーまでという計算だが、大きさから言って小型スピーカー専用。

滑り止めにもなるという効果もある。棚に乗せている方で同じ悩みを持つ方にはお薦め。

 
余談だが、このブログにオーディオとか電気製品評というカテゴリーは作っていない。滅多に書かないからということと、オーディオや楽器はハードウエアではあるが、私にとっては音楽そのものと直接つながっているから「文化芸術」カテゴリーでしっくり来ている。外観や出てくる音が作品。
各社で色付けの違う液晶テレビも似たような製品なのだが、テレビ受像器が芸術品に見えないのは出てくる番組の芸術性の問題か。高級スピーカーは大抵綺麗に工作され塗装された木製で、テレビは高いのでも大抵プラスチック成型の工業製品だということもあるかも。

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2008.04.29

ioraライブ@Cafe杏奴 2日目

Blog404a 1日目から日曜日を挟んで「春の金木犀2Days」ライブ2日目が28日に行われた。

画像では衣装の違いしか分かりませんが..

ギタリスト木島靖夫さんが場に馴染んできたかも(笑)

また来てくださいね!>木島さん

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2008.04.27

ioraライブ@Cafe杏奴

Blog403a 26日土曜日、新宿・下落合のCafe杏奴iora(アイオラ)さんのライブを聴いた。常連さんも、準備など手伝ったりする「学園祭の乗り」を楽しんでいる様子。ioraさんの活動に乗っかって、ちょっと青春に帰ってる感じ。これも地元カフェでのライブならでは。

Blog403b 明るいキャラクターの2人は、曲もMCも杏奴に合っている。2人と店が引き寄せ合ったということだろう。
 
 

Blog403c
 
 
 

Blog403d 1時間半ほどがアッという間。彼らの曲はただのホノボノではなく緊張感があるから短く感じる。後半はギタリスト木島靖夫さんが加わって音に厚みが増す。

28日も同様のライブがあるが、すでに満席。しかし5月以降も渋谷その他でライブ予定が沢山入っているので、興味のある方はioraのホームページでチェックしていただければと。

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2008.04.26

森下滋クインテットのライブを聴いた

Blog401 4月20日、砂雲土企画主宰のジャズライブに行った。新宿ピットインを昼間借り切っての独自企画なのでピットインの予定表には載っていないが、SwingJournalの読者投票でも人気のプレイヤーが出演したスペシャル企画。

Blog401a メンバー紹介等詳細は砂雲土企画のブログにて。私は写真を任されたのでこんな角度から撮れたが、案の定、薄暗い店内で写ったのはごく一部だった。

(一応砂雲土企画さんからブログに載せて良いという許可をいただいて載せていますが、差し支えあったら連絡下さい>関係各位)

Blog401b サックスの田中さんは、バンド「梵鉾」のCDで聴いたことがあったプレイヤー。梵鉾は小川美潮さんがヴォーカルだった曲があって触れる機会があった。小川美潮さんの存在は、サックスの本田俊之さん(「マルサの女」ほか映画・映像の音楽でも有名)のラジオクラブというバンドで知った。好みの輪がグルグルつながっていく。私の勝手な印象では田中さんの乗りはどこか"ロックな匂い"がするサックスだと思った。

Blog401c トロンボーンの片岡さんは今年のSwingJournal誌の読者投票でトロンボーン部門第一位。今まで聴いたことのないテクニックを駆使。そして流麗で正確なプレイ。ちょっと異次元。

ドラムの江藤さんはドラム部門5位。手数が多く、若いメンバーとのバランスがいい。5人が競うようにエネルギーを爆発させたが、火付け役としてドラムの存在は大きい。枯れた音楽は歳を取っても出来る。当分はガンガン飛ばして欲しいグループだと思った。

Blog401d カメラはNikonのD40xに16-85mm手振れ補正レンズを付けた物と、Panasonic DMC-FZ18の2台。暗い店内を暗いまま撮るため、露出補正を相当マイナスにセット。

カメラを構えて肩に固定できる支持棒のような物(名前は知らない、多分ビデオ用)を付けていた。三脚はもちろん、一脚でも機動性に欠ける狭い場所なので、これは役立った。

一眼レフは静かな曲の時カチャカチャうるさいが、FZ18は無音にセットできるので、撮影に気を使わなくて済むのがいい。暗部の色の再現、ノイズは一眼レフに譲るが、手振れ補正が強力なのが武器になる。2台使ってみて長短がまた1つ判った。

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2008.04.16

音楽と情報の微妙な関係

私はCDを買ってもライナーノートを読むことがない。どんな趣旨、どんな心境の時に書いた曲なのか知らずに、聴いた感じだけを楽しんでいる曲が多い。だから、たまにここに何か書くときに初めて題名を見て「こんな意味だったのか」と思うこともある。増して英語で書いてある輸入盤などは・・。

説明文以前に、題名も重い「情報」だ。題名によって、かなりイメージが固定される。クラシックのように「ピアノ協奏曲第何番」であればイメージは自由だが、「枯葉」と言われれば枯葉でしかないし、「春の海」と言われれば春の海しか想像できなくなる。歌は歌詞があるから、題名の役割は少ないが。

そんな中、"説明"を読んで聴き方が変わったアルバムが1枚ある。ビル・エヴァンス「You Must Believe in Spring」。「Waltz for Debby」、そしてジム・ホールとのデュオ作品などと並んで好きなアルバムだが、最初聴いたとき、1曲目があまりに甘く切なく、エンリコ・ビエラヌンツィかと思えるぐらいで驚いた。(エンリコも好きだが)

私のイメージでは、ビル・エヴァンスは情に流されない音楽をやる人だった。しかしこのアルバムを聴き始めた瞬間、涙が出そうになるほど切なかった。題名は「B Minor Waltz」。他の曲の題名以上に素っ気ない(クラシック風の)、音楽用語のみの題名。ただその後に「(For Ellaine)」とカッコ付きで添えられている。しかしこれだけでは恋人に贈ったのか娘にでも贈ったのか、全く判らない。で、判らないまま「ビル・エヴァンスの中でも特に好きな切ない曲」というだけで長い間聴いていた。

そして最近、AmazonのこのCDの販売ページに市川正二さんという方が書いている説明文に出会った。この曲は前年に亡くなった妻のエレインさんに捧げた曲だった。そしてレコーディングの前には兄も自殺していて、その兄に捧げた曲も同じアルバムに入っている。プライベートで悲しいことが続いていたのだ。この優しい切ない曲は妻への気持ちだったのか。そう判ると余計に切なくなる。説明を読んでから聴く、という方法もあるのだと思う。エディ・ゴメスとエリオット・ジグモンドが、そんな彼を優しくサポートしている。1曲目のベースなどはもうピアノと一体化しているような。

少なくともこの曲はもう「亡き妻への愛」にしか聞こえなくなった。妻への愛だと知って聴いても、やはり好きな曲であることに変わりはない。知る必要があったのか なかったのか。音楽と情報の微妙な関係。

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2008.04.13

iora at Cafe杏奴 2days 完売しました

Blog397a 昨年メジャーデビューし、デビューシングル「五番目の季節」が有線リクエストチャートでベストテン入りしたiora(アイオラ)の2人が昨年に続き、Cafe杏奴でライブを行います。

今回は4月26日と28日の2日ですが、すでに26日分はチケット完売とのことで、28日のチケットのみまだ受付中。 (完売しました!)

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2008.03.09

中森明菜とiora

最近Yahooのサイトではポップスの歌詞が見られることに気がついた。

で、中森明菜を検索してiora周くんの名前を発見!
          ↓

http://music.yahoo.co.jp/shop/p/53/235370/Y032187

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2008.03.05

はにわオールスターズ、インコンサート

DVD「仙波清彦とはにわオールスターズ イン・コンサート」を買った。1991年のライブだが古さはない。仙波さんのドラムが何しろ好きな上に、輪をかけて好きな青山純さんもいるし、有名処では村上ポンタさんもいて他にレイチさん、阿部薫さんとドラムだけで5人、パーカッション6人、コンガ2人、タブラ2人、邦楽の打楽器5人など、打楽器好きには夢のような世界。

そしてボーカルは私が信奉しているレギュラーメンバーの小川美潮さんのほか、戸川純さん、デーモン木暮閣下、奥田民生さんなどが次々登場。(小川美潮、戸川純の共演だけでも私にとって夢の組み合わせ)

ギターが渡辺香津美、小川美潮の音楽には欠かせない板倉文、ベースも3人いてバカボン鈴木ほか、アコーディオンがコバこと小林靖宏、サックスに坂田明ほか、クラリネット、トランペット、トロンボーン、ヴァイオリンにキーボード、笛に三味線に琴。「ステージ上に何人いるんじゃ!」というメンバーが、仙波さんだけがお医者さん、女性陣は残らずナース、他の男性陣はみんな患者(寝間着)という出で立ち。

人数の多さに圧倒されるが、打楽器類が普通のジャズなら即興に任されているところでも、このステージでは緻密に作曲されていて、人数が多くてもゴシャゴシャになることなく、和太鼓の集団演奏のように全体が1つの楽器になっている印象。ズドンズドンとオナカに来る感じ。

それにしても、これだけの楽団をバックにしても、小川美潮さんが歌うとやっぱり小川美潮さんの世界になるから凄いナー(ひいき目)。私が人生で唯一、ファンクラブに入って会報を購読していた歌手なのである。当時は自身のバンドの他、本田俊之(サックス、一般には「マルサの女」の音楽で有名)さんのバンドでも歌っていて、実は本田さんのライブで知った歌手だ。のちに知ったことだが、とても沢山のコマーシャルソングも歌っていて、耳にした人の数は半端じゃない("声を聞いたことがある人の人数"で比べれば、宇多田ちゃんやアユちゃんよりポピュラーかも知れないぐらいだ)のだった。CMに使われるということは、ちょっとインパクトもあって、しかも嫌われない暖かみのある声ということなのだろう。ステージでは喋っても独特の雰囲気で面白いし、「作って歌える」パフォーマーとして、今後も活躍してほしい!(今日のは評論ではなく、単なる応援なのであった)

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2008.02.29

Bunkamuraにバイクで行く

Blog386a 花粉を感じて何をするのもメンドクサイ今日この頃だが、前売券をいただいたのでBunkamuraザ・ミュージアムに「ルノワール+ルノワール展」を見に行く。私は渋谷駅前の喧噪が耐えられないので、Bunkamuraのすぐ横にある東急第1パーキングを目指してバイクで渋谷入り。写真の右向こうに見えるのが東急本店。この道はデパート向きの一方通行なので、デパート側からは入れない。
 

Blog386b 4輪用とは完全に分かれている。建物は看板があって分かりやすいのだが、入口は4輪用より手前にあって目立たないので要注意。アプローチが町方向から出来ない場所のせいか、意外なほど空いていた(平日のせいか?)。タイヤを金具にはめて、ごついチェーンでロックする上、管理人の目も届くので安心できそうだ。中がゆったり広いので出入りもし易い。

ただ、出すときに重いバイクだと床の金具から外すのに結構力がいるので、女性1人だと少し大変かもしれない。管理人が複数いるので手伝ってもらえるかな?30分100円。東急で買い物に応じて割引有り。
場所はこちらでチェック>s-park for riders

Blog386c 美術展は写真で紹介するわけにはいかない。紹介と言ってもよく分かるわけでもないので・・。

画家のルノワールと息子で映画監督のジャン・ルノワール。絵画と映像が並べて展示されている点が目新しい。ブランコに乗る女性の絵とジャンの撮った映像など、似た場面を題材にした物が対比されて面白い。これは多分先入観なのだろうが、どうしても構図などが似ているように見えてしまう。

私は動画と絵画があると、どうしても動画に興味がいく。ジャン・ルノワールの映画の色、ファッション、身のこなしなど、「昔のだから」と「フランスだから」という理由なのか、フレンチカンカンが行われているようなキャバレーや、貴族社会を描いたような作品は優雅で絵画的だ。酒場でも品が悪くならない。アメリカと違って貴族社会のあるヨーロッパでは、その社会の優雅さも退廃的な雰囲気も板に付いている感じがする。これも先入観かな。

Blog386d Bunkamuraに行くと、その向かいにある喫茶店に入る。3,4回行っているが、座れなかったことがない穴場で(これも平日の話なので休日は分からないが)、雰囲気もいいし、コーヒーもドリップしてくれる美味しいもの。熱すぎない温度が特に好みだ。
 
 

Blog386e ブレンドでも840円なり。ただ私にとって、若い人がワサワサしている店に座ることや、喧噪の渋谷で「ここも座れない、あっちはどうだ」と探すことを考えると高くない。コーヒーが不味ければ空いていても入らないが、棚に並んだ様々なカップを眺めつつ静かな時間が過ごせるから、場所代としても高くないと思っている。窓からはザ・ミュージアムの正面玄関が見える。ちょっと都会に出て文化的で優雅な日を送ってみた暖かい春の日だった。

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2008.02.15

MONITOR AUDIO GS10が来た

Blog379a 部屋にMONITOR AUDIO の gold signature GS10 がやってきた。なかなか人気機種らしく、輸入元に在庫がなくなって少し待たされた。

箱の幅が今までうちにあったのより10cmも小さい20cmぐらいながら、今までのより低音から高音までバリバリに出る。ビックカメラの試聴室で購入決定したもの。他にも良いのがあったけれど、このスピーカーは目立って違う音を出していた。

本棚に収めて鳴らすと、試聴室で聴いた印象そのままだったが、音を大きくしていくと低音が太く過多になる印象(この傾向も試聴室で経験済み)。本棚や壁の材質などの影響があるから、あくまで「うちでは」という話にしておくが、バスドラムが大太鼓へと変化..

幸いというか機能として、箱の後ろ側にバスレフの穴が開いていて、そこにフタが出来るスポンジが付属している。スポンジを詰めることで低音の量の調整をすることが出来る。ギュッと詰め込んでしまうと低音は締まるが足りなくなる感じなので、今のところ「ちょっと刺したぐらい」で聴いている。厚みのないスポンジにすると丁度いいかも知れない。部屋に合わせて調整できるわけだ。

ただこれ、聴く音楽のジャンルやCDの録音のイコライジングによって違うので、付けたり外したりしながら聴きたくなるかも。

バスレフの穴をスポンジでミュートしたまま、アンプのイコライザーで低音の量を調整すれば、締まった低音のまま量だけ変えられるから、それ手もあるだろうと思う。「イコライザーは通したくない」気持ちもあるが。ちなみにアンプはデノンのだいぶ前の10万円足らずので、これも変えればもっと良くなるはずである。

高音の質に関してはしばらく慣らし運転をしてからでないと本領発揮とはいかないと思われる。

慣らし運転前という前提で印象を書くと、モニターオーディオという名前の割に(?)、色付けのないスタジオモニター的な音とは印象が違う。中高音が元気良く、特にボーカルやシンバルのインパクトが強く、私はこれに惹かれた。元の音に近いかより、音楽を楽しく聴かせるスピーカーという印象。ただ特定の周波数帯に片寄ったクセが付けてあるような感じではないから、ジャズでもクラシックでも生楽器でも電気楽器でも魅力的に鳴る。私は広いジャンルを聴くので、こうでないと困る。モニターはソニーのヘッドホンMDR-CD900STでしているので、スピーカーは聴いて楽しいことを重視した。

出来れば周波数特性が平板で素っ気ない音を出すモニター的なスピーカーと2組置きたいところだ。本体が小さく、2台並べて置けそうなので、そんな夢を抱いてしまった。

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2008.01.18

映画「ルネッサンス」を観た

ルネッサンス」(<クリックで予告編が観られるページへ)を観た。近未来のパリを舞台にしたサスペンスと言っていいのだろうか。フルCGアニメーションの刑事物というか。俳優の動きをCGに置き換えるモーションキャプチャーの手法を使っているから、動きは人間だ。CGだから、カメラアングルや背景などは完全に自由だが。

フランス人監督がインタビューでも答えているように昔の映画や東欧の美術、押井守の影響を受けている。光学迷彩を着た敵が何の説明もなく普通に出てきたり、制止を無視して1人で現場に飛び込んで行ってしまう「イノセンス」のバトーを思い出させる最初の段落などで、押井さんを思い出した。出てくる会社名が押井監督の作品名と同じ「アヴァロン」だったり。しかし明らかにジャパニメーションとはカラーが違い、ヨーロッパ映画の香りが確かにする。

表現は変に理屈っぽくはなくカッコイイ仕上がりだと思う。内容は書かないが、アメリカの映画に比べると漂う雰囲気も結末も、アニメにしては大人向けで結構暗いかもしれない。少なくとも簡単な勧善懲悪ではない。

特徴はまず映像だ。モノクロなのだ。しかも殆どの場面が白黒2値で、ガラスの反射やコンピュータ画面など虚像の部分がグレーで表現されている以外、白い光の部分と真っ黒な影の部分だけ。ペン画のような究極のコントラストだ。それが昔の東欧やロシアのポスターなどのような美術を思い起こさせる。しかし白黒2値でここまで表現できるのだなと感心。

白黒、しかも中間調が無いことの効果は大きい。私はこれにより、文章でサスペンス物を読んでいるような感覚になった。黒い部分の中は頭で想像するしかない。たとえば会話する2人。暗い影の中に白目の表情だけが浮き上がる。顔全体の表情や身振り手振りは想像するしかない。背景も同じだ。文章で会話シーンを読んでいるときと似た作業だ。これはまた、昔のモノクロのフランス映画にも通じる感覚だ。ジャン・ギャバンなどが出てくるギャング映画の薄暗いシーン。車の中で、目のあたりだけに光が当たっていたりするアレだ。

俳優による実写でなくアニメにした効果は、モノクロの効果と同じように余計な情報を排除して、内容に集中できるという効果がある。実際の俳優が実際の街でロケすると、どうしても「この街はどこか」気になったり、背後の店や他の人物に目がいってしまったりする。アニメなら、見せたい物だけを見せられる。

白黒2値は賛否があるだろう。1人の監督がやってしまったら他の監督がやっても真似と言われてしまいそうなほどクセがあって一般化はしないだろう。しかしこの映像、私はまた観たいと思う。動くイラストとして美しい場面が多かったからだ。次回作は実写で撮りたいと監督は語っていたが。

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2008.01.16

「トランスモーファー」を観た

入力ミスではない。フォーマーではなくモーファーだ。毛布愛用者か!(失礼)・・昔、1つの形からもう1つの形に滑らかに変わっていくモーフィングというのがCGで流行ったことがあったが、そんな感じの意味だろう。形を変えるロボットが出てくる映画だ。いつものようにビデオ屋に行って見つけた物。なんだかジャケットの色調とかロゴの感じが「トランスフォーマー」に似ている気もするが、間違って借りたわけではない。「トランスフォーマー」は映画館で観た。そちらも文句を言いたい部分のある映画だったが、そちらはメジャーな映画なので批評は玄人さんに任せようかと。

こういう作品はチープであるかパロディである場合があるが、少なくとも内容はパロディではなく真面目に作ったものらしい。ここからはネタバレなので、読みたくない方とはこの辺でお別れ。

地球から2千万光年離れた場所に生命体を発見した人類は平和のメッセージを送る。。遠い。思わずDVDの最初に戻って読み返してしまったぐらい遠い。2千万光年向こうの情報を得たということは、それが電波にしろ光にしろ、それは2千万年前の情報だ。パラボラアンテナが映ったからメッセージも電波で送ったらしいのだが、そうなると平和のメッセージは2千万年後に届くことにならないか。普通に考えると返事が来るのは早くて4千万年後。しかし5年後にはその星からロボット軍団が攻めてきたという。友好のメッセージを読む前に来ちゃったと考えるしかない。もしかしたらそれも勘違いで、全然違う近所の星から来たのかも。。ロケットにも乗らず、隊列も組まずに移動し、個々にワラワラと地球に降ってくる。ロボット軍団は数時間で人類の9割を死滅させ、残りの人類は地下にもぐる。と簡単に言うけれど、人類の1割が入れる地下って・・

こんな大変な事態を、この作品は最初の2分で説明してくれるから能率的だ。ここまで、このブログを読むのだって2分ぐらい掛かったかもしれない。いきなり地下の大都市(残りの地球人が作ったというから驚きだ。地下に何十階建てのビルが建ち並ぶ。掘った土を捨てに行くだけでも大変だ。)が映り、軍隊が作戦を練っている。ロボット軍団が何のために人を殺すのか説明はない。とにかく人が邪魔らしい。わざわざ地球の気候まで変えてしまう。だったら地球でなくても良かったのでは・・

そんな前提で始まる人類とロボット軍団の戦いの話なのである。どうなるか興味のある方は観ていただければと。

CGは多分、私がここでチャチだと言ってしまっても文句は来ないだろう。CGで作られたロボットの動きなどは、「デジスタ」に出てくるような若者がパソコンで作る映像の方がリアルだ。とにかくロボットの動きに重さを感じない。加速の過程、減速の過程が全くないアニメーションは、セルアニメでもなかなか観ない。人間が実写だから、動きが全く合わない上に、攻撃がヒットしてロボットが飛んでいくシーンなどは「地上に人類がいて、空中にゲーム画面がある」ぐらい異質な物に見える。しかも人類が手に持ったピストル状の武器で壊せるほど弱いのが意外だった。見える範囲の敵にしか使えないような通常兵器しか持っていないようで、後ろにまわれば撃っても来ない。1台のロボットで1人の人しか相手に出来ないので、66億人の9割を死滅させるのに数時間というのは、何か別の手段を使ったとしか思えないのだが、最後までそれが出てくることはなく。

恋愛モノのところがあったりして案外真面目に練ったのだろうと思わせるフシもあるので、CG技術の古さが残念だ。本当はそこがキモになる種類の映画なのだけれど。

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2007.12.24

iora at 東京ドームシティ

Blog356a 23日、東京ドームシティのクリスマス・イベントに出演したioraさん。オリジナル・ソングをはじめ、ポピュラーなクリスマスソングも2人流にアレンジして演奏。満員の聴衆も手拍子などで盛り上がる。
 
 
 

Blog356b 手前の暗い部分は全部観客。
 
 
 

Blog356c 寒さの中の野外ライブでもまわりを暖かくする2人の歌。有線放送リクエストランキングで「五番目の季節」が11位にいるという。2人の歌は確実に伝わっている。

Blog356d 曲と曲の間に花火が行われた。ioraさんも手を休めて大迫力の花火に見入る。
 
 

Blog356e クリスマスソングが流れ、コンピューター制御で曲に合わせて連発される。
 
 
 

Blog356f こんな至近距離で打ち上げられる花火は初めて観たので、目も耳も圧倒された。
 
 

Blog356g 凄い光のフィナーレ。この写真だと大爆発を起こしているようだが、実は細かい光の集まりなのでご安心を。
 
 
Blog356h 最後はオリジナルのクリスマス・ソングを披露。温かさのあるゆったりした曲で、クリスマス前にCDになっていれば、と思ったりしたが、先は長いのだから来年でもいいわけで。思い出に残るクリスマスを有難う!
 

Blog356i それにしても夕べ降っていた雨が上がって本当によかった。「五番目の季節」の歌詞通りの「雨上がり」だった。
 
 
 

 

Blog356j カリカリに晴れた空に真ん丸の月が浮かんでいた。
 
 
 

Blog356k 雨に洗われた空気。例によって504mmで寄ってみたら、やはり今までで一番クッキリ写った。

今日のカメラ:Panasonic DMC-FZ18

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2007.12.09

@ぴあCD満足度ランキングで

iora(アイオラ)さんの「五番目の季節」がその週の第3位に

http://www.pia.co.jp/music/cd/071115cdranking.html

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2007.11.14

「マシーンヘッド」を観た

時たま衝動的におバカSF映画が観たくなる。私の好みはシリアス、大真面目なこと。

そんな私がなんの気無しにビデオ屋さんで「ジェケ借り」してしまうのがALBATROS COREという会社の作品。借りて再生し始めるまで会社名を意識していないのだが、私はこの会社のDVDジャケットなのか、作風なのかテーマなのかに引っかかってしまうようだ。

今回は「マシーンヘッド」だ。こういうジャケットに惹かれるのもどうかと思うが、更に言えば中に出てくるマシーンヘッドお兄さんはこんな007みたいな人じゃない!エンジンもこんなじゃない!洗濯機のモーターみたいなのを肩に乗せた、人の良さそうなお兄さんだ!

エンジンに詳しい学生が「世界を驚かせ、永遠の命を人々に与える」手段として、死体にエンジンを付けて命を復活させるのである。エンジンのパルスを脳に与えてシナプスの活動を復元し、そのパルスをエンジンに戻すことでエンジンをコントロールするのだ。原理も配線もいたって簡単。

ガソリンが必要なのは言うまでもない。ゴジラが原発を襲うように、この人もガソリンスタンドに行かなければならない。でも体の方の栄養はどうなるんだろう・・ こういう「スキだらけな感じ」が好きだ。

エンジンが動いているときは怪力だが、止まると素に戻ってしまう。素といっても死体にではない。どうも生きていた時のお兄さんはいい人だったらしいのだ。身元不明死体で素性は最後まで分からないままだったが、ここら辺をもっと描き込むと普通の感動映画になってしまうのでやめた方が良いのだろうかどうだろうか。

父との葛藤、学校でのいじめ、淡い恋、そして友情。見始めてしまったら、最後まで観ないと損をするが、見始めるのが得かどうかはよく分からない。ただエンジンに操られて振動し続けるお兄さんの演技に拍手を送りたい。回転部分が見えないエンジンだから、エンジンが掛かっているかどうかが分かるのはお兄さんの揺れと効果音だけが頼りだ。450円分は楽しんだので合格。

とても近いようで遠いような距離に「シザーハンズ」という映画がある。こちらは感動作だが、同じテーマの感動を感じようと思えば感じられないこともないかもしれないという・・(最初から感動しようと思っていないのでどちらでも・・)。

体の一部が抜けたり飛んだりするのはこの手の映画には付きものなので、お子さんとは観ないように・・

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2007.11.10

iora「五番目の季節」発売

Blog333a ついに発売されたioraのファースト・シングル「五番目の季節」。テレビ、音楽雑誌、デジタル・ラジオと露出も増えてきて少し遠い存在になるかと思っていたが、ラジオの生番組でのライブとトークを見ていて(デジタル・ラジオは小さいながら映像も見られる)、気負いも気取りも固さも感じられず実に普通に振る舞っているのが頼もしく見えた。

ニッポン放送系デジタル・ラジオの2人だけのスタジオ生ライブでは「エレンディラ」が1曲目。ioraらしさがそのままで嬉しい。そして今回のCDのカップリング曲「天空公園」。「五番目の季節」はPVが流れるかと思ったら、映像は丸の内の風景でCDがそのまま1曲流れた。3曲だったがフルコーラスだったので、トークも含めてたっぷり聞かせてもらった。テレビだと有名歌手でも大抵1曲だけで、下手をすると短縮版だったりするから、さすがラジオは音楽を聴けるメディアである。

司会者に「ライブでは2人の声が1つに聞こえました」と言われていた。ユニットとしては最高の誉め言葉ではないだろうか。

以前売っていた自主制作のCDにはまだまだ良い曲があるので、今後CD化していって欲しいというのが今の希望だ。

撮影地:Cafe杏奴 カメラ:DMC-FZ18

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2007.10.31

目白堂 閉店迫る

Blog328a 目白近辺唯一のCDショップがいよいよ31日で消えようとしている。フィナーレは在庫全品70%オフとあって、29日も残り少ない在庫を見に、大勢の人が詰めかけていた。

Blog328b 定価の3割で売るなら返品した方が得なのだそうだが(手間もないし)、「地元でお世話になってきた皆さんに買って帰って欲しい」とご主人。これが本当の「感謝セール」だ。この日も、まるでお別れパーティのような雰囲気で、多くの方が別れを惜しんでご主人に声を掛けていた。レコードというのは趣味の物だから、普通の物販店とはまた違った思い入れをそれぞれの客が持っているのだ。

私は小学校の時から小遣いを貯めてはここでレコードを買って、今より夢中で聴いていた気がする。まさに「擦り切れるまで聴く」という感じ。ここが無かったら高田馬場や新宿まで行かなければならず、おそらく私のレコード鑑賞歴は数年遅れて始まっていただろう。近いからこそ小学生が買いに来る気になったのだ。お店で今のご主人のお母様が優しく迎えて下さったことも大きい。ちょっとおまけしてくれたり・・。私にとってのオモチャ箱だった。この看板に感謝しつつ、31日はもう1回行ってみたい。

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2007.10.14

Anna Maria Jopek 「id」

以前ギターのパット・メセニーと共演した「Upojenie」を取り上げたことがあるポーランドのシンガー、アナ・マリア・ヨペックの新譜「id」を聴いた。今年6月の発売だというのに日本にはあまり入ってこないらしく、新宿のディスクユニオン・ジャズ館でようやく入手。

強力で多彩なバックを従えながらヨペック色は健在。神秘的な感じのイントロから彼女のハスキーな声が迫ってくる。一応ジャズヴォーカルのジャンルに入っているが、アメリカ発祥のジャズとは全く違う雰囲気。ただバックの楽器はピアノやベースやドラムだったりする、という意味ではロックでもポップスでもないような・・かといって"癒し系"というほどノンビリ聴いてもいられないリズムが勝った部分もあり。。

曲は以前からのスタイルであったヨーロッパ民謡的な物から、レゲエ、アフリカのリズム、アラブ的なメロディなども取り入れている。それが破綻しないのはヨペックの声、歌い方の個性が強くヨペック色にまとまっているからだろう。曲作りも編曲も大変緻密な作りだ。バックは生ベースやピアノがジャズっぽく鳴っているのに、ドラムが打ち込みのノイズ系だったり、それにコーラスやストリングスが入ったり・・。

ギターのソロも泣かせるのだが、ドラム好きの私としては小径のスプラッシュ・シンバルを多用した複雑なリズム作りがたまらない。「これってスチュワート・コープランド?」(Police)と思ってしまう部分もあって、かなり影響は受けているような感じ。パーカッションのMino Cineluはマイルス・ディビス、スティング、パット・メセニーのステージにも立っている。手数の多いドラムにゆったりしたメロディが乗るのは私の大好物だ。

ジャンル分けが不可能な音楽はとても好きなのだが、商業的に売りにくい事情もわかる。しかしこれ、ジャズ売り場でいいから売って欲しい>各店さま

どんな声なのか、とりあえず聞いてみたい方はYouTubeにライブ映像などが沢山あるのでチェックできる>こちら

「id」 メンバー:ギター=リチャード・ボナ、オスカー・カストロ・ネヴィス、ベース=クリスチャン・マクブライド、サックス=ブランフォード・マルサリス ほか

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2007.10.13

iora(アイオラ)デビューシングル発売

当ブログお薦めヴォーカルユニットiora(アイオラ)デビューシングル「五番目の季節」発売!

テレビ出演などはこちらでチェック!
  ↓
iora公式ページ

Blog315a ライブでも本領発揮。楽しいMCとパワフルな歌声。機会があったらこちらもどうぞ。

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2007.10.07

「目白堂」閉店詳報

Blog311a ご主人に詳細を伺いつつクレモンティーヌのCDを購入。

在庫品を割引販売する閉店在庫処分は10月いっぱい。(割引は在庫品のみ。注文品は定価です。新譜の予約等は受け付けません。)

クラシック関係などはまだありますが、Jポップ関係などは10月末まで長いので、しまい頃にはガラガラになるのでは・・

11月頭の連休まで営業するかも知れませんが、今のところ10月いっぱいの予定。その後建物の取り壊し。ビルになるようですが、ご主人はタッチしないので分からないとのこと。「これからは聴く側にまわりたい」とご主人。毎日夜9時過ぎぐらいまでは店を開けていたので、ライブ等にも出かけられなかったのでしょう。

先日当ブログで触れていたミュージシャンのサインは、ミロスラフ・ヴィトゥスとマックス・ローチのが飾ってありました。この辺がまた渋い。「マイルスにはさすがに近付けなかった」と。

今日も訪れる方が次々に「閉店されるんですか」「若いころからお邪魔してました」という話をされていました。昔「トキワ荘」に住んでいたマンガ家の方のマンガにそのままレコード店として登場したことのある目白堂。歴史の幕がもうすぐ下りようとしています。

場所はこのあたり

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2007.09.24

某所DEライブ

まとめて読みたい方のためにまとめておきます(^^; まだ増えるかもしれませんが

http://susumenysi.exblog.jp/ (漂泊のブロガー2)

http://myplace.mond.jp/myplace/ (MyPlace)

http://af-site.sub.jp/blog/ (af_blog)

http://oneday55.exblog.jp/ (ONE DAY)

http://someori.cocolog-nifty.com/note/2007/09/post_88d9.html (someoriさん)

http://blog.so-net.ne.jp/chinchiko/2007-09-20 (ChinchikoPapalog)

http://rufuka.blog59.fc2.com/blog-entry-158.htm(ご近所花屋のルフカさん)

http://www.h3.dion.ne.jp/~a-garden/fprivate/070119.html(アンヌさんのエッセイ)

ちなみに、ヒメコノハドリ iora はスズメ目のカワイイ緑色の鳥。
http://www.pmnh.org/ja/birds/f_ioras.html

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2007.08.03

Cafe杏奴の夏!

Blog290a_3 ヴォーカルユニット「iora」の桃さんのフェルト作品。今回「夏はコレ!」という感じのモノ達が並びました。ほかにも沢山あるので、ぜひ見に行ってください。

またioraの公式ページのブログを見ると、メジャーデビューに向けての本格的レコーディング風景などが見られ、インディーズからメジャーへの過程に立ち会っている気分が味わえますので、そちらもお薦め。
 
 Blog290bBlog290c 
 杏奴が家電業界に進出!?(この写真だと、すごく大きく見えるけど実際は高さ4cmぐらいかな)
 
 
 
 
 
 

Blog291 Cafe杏奴には、ほかにも隠れたところにモノ達が。いつの間にか、いろいろ増えましたねー。ママさんの人徳ってことでしょうか。

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2007.07.26

パロディ映画を観た(2)

で(1の続き)、「日本以外全部沈没」は結構期待して観た。筒井康隆氏の原作が面白いからだ。一方、監督の河崎実氏についても、私は「いかレスラー」「コアラ課長」の2作品を観ていて2つとも嫌いじゃない。(「コアラ課長」があれほどシリアス(?)な内容で、しかも結論がおちゃらけているとは予想外だったが)

しかし私としては「日本以外全部沈没」と河崎監督は相性が今一つだった印象。この作品は大真面目にやった方が笑える(そして考えさせられる)映画になったのではないかと思うのだが、ちょっと「笑い」をドタバタな笑いに持って行こうとして、その割に内容が重いから常に空回りしている感じがした。具体的には、各国首脳が軽すぎる。完全なお笑いコンビみたいな人も出てくるが、あれが(俳優が有名な人であるかどうかはどうでもいいが)もっと首脳らしい貫禄のある人で、その人達が日本に取り入ろうと媚びたりすれば「ふふっ」と笑えたのにと思う。

監督は面白い作品も作っているし原作も面白いから、ヘタとかダメとかではなく「相性」と書いたのだ。監督と原作が合ってない感じが最後まで残った。ただ私は「日本沈没」も観たから、世界中の沈没を観たことにはなったので意義はあったかも。

「アホリックス」は・・・もちろん「マトリックス」のパロディ映画なのだが、意外とスジはオリジナルに沿っていなくて、別の映画として案外(?)オリジナルな印象だった。最終的には誰が救世主かとか、そこに行き着くのだが。

こちらは一応喜劇(?)の本道に沿ってみんな大真面目にやってくれている。そんな中で、サングラスをしているときはトリニティに結構似ていて、外すと全然違う女優さんとか、やけに背が低くて弱そうなモーフィアスとか、全身銀色だが全然似ていない双子とか出てくるからクスッと笑える。基本的に外国のパロディ映画で大笑いしたことはないから、笑いとしてはこんなものだろう。特撮シーンもわざと安っぽくして笑わせるなんてことはなく、真面目にやっていて好感が持てた。結末は「マトリックス」とまるで違って、普通の映画っぽいまとまった(?)内容で、あまりにマトモなマトメだったからパロディとは言えない全然違う映画になった。ナンセンスな映画だと期待して観ていると、ナンセンスでない結末で欲求不満になるかもしれない。それこそ、これが河崎実監督だったら、もう少しぶっ壊してくれたかも、なんて思ったりした。まあこれはこれで良いけれど。
「ゲド戦記」をやめてこれを観て良かったのだろうか?

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2007.07.19

パロディ映画を観た(1)

と、あえて分類。かなり間が空いたのだが、「日本以外全部沈没」と「アホリックス」を観た。

「アホリックス」を観た動機は「ゲド戦記」にある。

「ゲド戦記」公開時に書いたのだが、テレビCMが説教臭くて観たい気持ちが起こらなかったということがあった。今回DVDがレンタルになったので「話題作だし一応観ておくか」と手に取ってレジに歩き出すところまで行ったのだが、その横で予告編が流れていたのである。人が狂っていてどうのこうのという難しいセリフを聞いて、DVDを元あった場所に戻してしまった。

狂ったように自然を壊し、人間関係を壊してきた現代の人間ではあるが、それをしてきた人々を真っ向から否定するようなセリフは好きになれない。アニメに出てくる1人1人だって、そうなったのには事情があるはずだからだ。バブルに踊った日本人もバカと切り捨てるのは簡単なことだが、1人1人を見れば結構必死だったりしたものだ。基本的に犯罪者以外の人間を否定する権利はないと思っている。

宮崎パパ(駿さん)の方の作品の中では、まだ"悪役"にも一理あるし悪役への愛情も感じる。息子さんの「ゲド戦記」も、観てみれば全然違う内容なのかもしれないが、とにかくCMや予告編では相手の立場を思いやってみるようなセリフが無かったので、ひたすらきつかった。分かりやすくするために、壊す人と守る人を単純化し過ぎている(CMの中では)のかもしれない。

宮崎駿作品の「風の谷のナウシカ」では人間が田畑を造り、腐海という自然をひたすら汚い、恐い物として焼き払い遠ざけているが、そんな村人達を単なるエゴイスト、破壊者として描いてはいない。強いエネルギーを持つ自然を恐れ、自分たちの生活を守ろうとする心理も否定できないことを描いている。腐海と共存できないと思う「無知」がそうさせているだけで、悪い人間だから焼き払っているわけではない。

以前も書いたが、これはあくまで「ゲド戦記」の「CM・予告編しか観ていない」人間の感想である。つまりCM評でしかないことを明記しておく。しつこいが、内容は全く違うのかも知れない(全く違う場合、CMに問題があることになるが)。気が向いたときには観てみないといけないとも思っている。

でもって・・ 結局「難しい映画はイヤ」