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2007.10.16

素人目線でD40xとDMC-FZ18を比較(1)

カメラ雑誌の比較記事というと、殆どは一眼レフ同士、コンパクト同士のメーカー別比較だ。ところが最近、一眼レフの安いものとコンパクトデジカメの高級機の値段が近付いてきているため、買う人はまずそこから「どちらにしよう」と迷う場合が出てきた。コンパクトが小さくて軽いのは誰でも知っているが、写りの違いはどれぐらいなのだろう・・。そこで素人の私が比較的新しい機種2台を持ち歩き、同じ場所から撮り比べてみるというメンドクサイ企画をスタートさせてみることにした。

「素人による」というところがポイント。最も素人らしい使い方でどういう差が出るのか、初心者の方の参考にして欲しいのだ。各機種とも色々なメニューボタンがついていて、それを使いまくれば写真はどんどん変化していく。安い機種でも相当追い込めるはずだが、「オートマチック車はオートマチックに運転してみて比較する」のが各メーカーの画作りを知る上で基本になるはず。しかも巨大な元サイズで比較するより、素人が普通に使いたい「ネットにアップする程度に縮小」するのを基本にしたい。最終的に「全体がどう見えるか」が、素人の私は知りたいからだ。プロが撮ればどちらの機種でももっとよく写る。そんなことは分かった上での企画なので「良い写真かどうか」は気にしないで見ていただければ有り難い。

1枚目はこれ。どちらも大きさは20%に縮小してある。FZは800万画素、Nikonは1000万画素の違いがあるが、それぐらいの画素数になると、それが目で見て感じる精細度の違いになるかといえば、それよりレンズの差や画像処理エンジンの差の方が影響が大きいだろう。

台の上にモロモロ乗っている。照明は白熱電球。条件は素人らしく「フルオート状態」だ。
いきなり「ホワイトバランスの微調整」なんかしないで済むのが一番なのだが、早速大きな違いが出た。

Blog317a Panasonic DMC-FZ18 フラッシュ発光禁止に設定
この機種には「iA」という全てカメラ任せのモードがあるが、それではさすがに勝手にマクロになったり人物撮影になったり思わぬ方向で調整されかねないので、今までにもあった「P」というモードにした。
目一杯広角、つまり28mm(35mmフィルム換算<以下全て)

落ち着いた自然な光量に調節されている。実際の見た目に近いが、ちょっとオレンジ掛かっている。全体にピントが合っていて、それなりに雰囲気もあるし何があるかの記録にもなっている。ただここまでオレンジなのも気になる場合、少しだけホワイトバランスをいじりたいところ。オートになっているから白熱電球だと認識されているのだとは思うが。

Blog317b Nikon D40x + AFS Nikkor 18-200mm1:3.5-5.6 G ED(今後レンズ名表記は少々略したい) 発光禁止に設定。

これもほぼ同じ画角の27mmだが、FZに比べて横長パノラマ画面だ。そして明るくて黄色い。白熱電球というより黄色い電気が点いているのかと思うぐらいだ。これは肉眼でこの場所の色を知っている人間としてはホワイトバランスをいじらないと使えない。明るさも少々絞りたいところ。

Blog317c DMC-FZ18 の内蔵フラッシュ使用。素人なら薄暗いところで記念撮影などするものだから、フルオートで勝手に光るフラッシュも使ってみた。白っぽくて雰囲気は無くなったが、全体に(右下は遠いので暗いが)比較的鮮やかで、それぞれの物が本来の色をしているので記録になる。

Blog317d Nikon D40x + Nikkor 18-200mm

そうだ、この18-200mm(35mm換算で 27-300mm)は1本で大抵のことは済んでしまう大変便利なレンズだが、内蔵フラッシュだとご覧のように下の方が暗くなる「蹴られ」が発生する(フードを取っても)。フラッシュを使うなら別売の大型フラッシュを取り付けないといけない。1本で済めば荷物が少なくて済むということで大好評なレンズ(SIGMAのも)だし、私自身は記念写真などを頼まれないので内蔵フラッシュを使うことがまずないのだが、使いたい初心者の方には大ショックなことになるので、18-200や広角レンズなどを買うときにはそれに合う別売りフラッシュが必要なことは覚えておいて欲しい。標準の18-55mmなら勿論大丈夫だ。

で、その話はおいておいて、FZと比べると白い部分がちょっと青っぽく、シャープなのだがちょっと冷たい感じがしないだろうか。人間を撮ったときにどんな顔色になるのかちょっと気になる。で、マニュアルにしてホワイトバランスのメニューを開いてみたら「フラッシュ」というのがある。自分で変えないといけないのかな?フルオートにしているとホワイトバランスもオートにロックされているので、自動で「フラッシュ」になっているはずだが?

そう考えると、28-504mmをカバーしていながら内蔵フラッシュも使えてコンパクトなFZ18は相当エライのである。手持ち撮影をしていても手振れ補正が強力。値段はNikonの18-200mmレンズの半額ほどで済んでしまう。ではなぜ私が一眼も買ったのか。これはおいおい写真に差が出る部分を載せていくので、今回の結果だけ見て「なんだ一眼て大したこと無いのね」と思われても困る。ただ、FZ18がとても「使えて」、ブログなどをするには十分な画質で、504mmというとてつもない望遠が気軽に使える部分だけは少なくとも一眼に勝っているとだけは言っても良いと思っている。バッテリーも入れて407グラムしかない。普段、カバンに入れておくのはこれだ。

さて1回目だけ見るとPanasonicの提灯記事のような結果になってしまったが、撮りためている写真を並べると「やっぱり一眼だ」という写真もあるので、今回だけで判断しないようにして下さい。

撮影地 新宿区下落合:Cafe杏奴

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コメント

私が買ったNikonのD40xは標準レンズ込みで7万円ぐらいでした。(ビックカメラ)標準レンズ(18-55mm)には手振れ補正機能が入ってない(というかNikonは広角レンズに手振れ補正が入っているのが現在ない)ですが、明るいところで撮る分には問題ないですし内蔵フラッシュも使えます。カレーも窓際の席で撮れば、あんなに黄色っぽくならないですし(^^;。
メーカーの好みなどが全然ない私は買うときに色々手に取りましたが、最終的にはイメージセンサーの大きさが大きくて、その割に軽かったこと。あと大きかったのが電源スイッチの場所の好みです。Nikonのはシャッターボタンの所に電源スイッチがあって、構える動作の中で馴染めそうだったので。手の大きさによりますが、持ってたとき滑り落ちそうな物から、しっくり納まって振り回せそうな物まであります。性能が圧倒的に違うなら我慢するかもですが、やはり手に馴染む機械でないと「愛機」にはならないような気がします。
メーカーによる色の違いの話ですが、友人にフジのデジカメを使っている人がいて、青空の色がPanaにはない鮮やかな青なので「昔の(今もありますけど)フジカラー(フィルム)の色だあ」と驚いたことがあります。フィルム時代、色を決めていたのはカメラメーカーではなくてフィルムメーカーでしたからね。

投稿: おのふみと | 2007.10.19 18:17

なるほどぉ
実は、コメントかいた後に1~3まで何度も文章を読んで(笑)言わんとすることをやっと理解したところです。
友人のデジカメの方が画素数も発売も古いのに現像(というのでしょうか?)してみると、そっちのがいいのよね~っていうのは、腕もあるのでしょうが、メーカーの性能というか私の好みというところもあるんでしょうね~
そういうときにどこのメーカーを使っているかメモしておくといいのかもしれないっすね!
1眼レフはデジタルでないものでオート機能がついているものを父が持っているので使いますが、よし!写真と思っていないと持ち歩けないです(それに今はデジタルの方が便利ですし、デジタルの1眼レフは高くて買えない)

(2)(3)の記事のほうの話にもなってしまいますが、NIKON、いいですねぇ。
あのぼかしができるのは1眼レフのなせる業なのですね!
いつも写真は後加工で背景をぼかしたりするのですが、なんとなく不自然なんですよね。
初めからこういう風に撮りたいと思った感じで撮れると嬉しいだろうなぁ・・・というのはつねづね感じます(加工って時間かかるんですもの)おのさんのカレーの写真を見てこういうのが撮りたいと心底思いましたよ←でも1眼レフは買えないかなぁ(笑)
コンパクトデジカメを買ったときも結局誰に相談するかわからず、デザインと店員(どこぞのメーカーの回し者と思われる)のいいなり。
初心者(私)、非常に参考になっとります。
次にカメラを買うときにもう一度ここに来ま~す

投稿: sarada | 2007.10.19 03:56

saradaさん、こんにちは。見知った場所だとどれが本当に近いかが分かりますよね。勿論写真は本物に近いだけが良さではなくて、本物より雰囲気があったりするのも良いんですが。

ステレオ(って最近言うのかなー。オーディオって言うのかな)を買うときも、電気屋さんに自分の聴き慣れたCDなどを持ち込んで聴かせてもらうと、どれが良いのか決めやすくなります。カメラはせいぜい電気屋さんの店内だけで触れるだけなので、外の緑がどう写るかとかは、買ってみないと分かりませんね。
メーカーのサイトを見ると大抵プロがそのカメラを使って撮った作例が載っています。被写体の選び方(外国の風景だったりする)や光の当て方(これも大事)などが素晴らしいので、「使いこなせばここまで写ります」は分かるのですが、素人が内蔵フラッシュで記念写真を撮ったらどうなるのか、みたいな日常的な事は案外分からないのです。そういう用途だと、多少不自然であっても色を鮮やかに演出するポケットサイズのカメラの方が"友人に配って喜ばれる"かもしれません。メーカーにはそれぞれの考え方があるので、友人との集まりなどのとき、色々なメーカーのカメラで撮ったのをあとで見せ合うと、その辺も面白いわけですね。

投稿: おのふみと | 2007.10.17 14:00

杏奴さんの入り口ですね。見知った場所だけに比べた写真がとても面白かったです。
私はカメラのことは全くわかりませんが、いろんな違いがあるんですよね。奥が深そうです。
私はオレンジ色かかった写真が一番好きですが・・。

投稿: sarada | 2007.10.17 00:02

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